天心ってな~ぁに?:阿部芳子

「子どもは根っからの親思い・・・。

大好きなあなたが、苦しい気持ちから解き放たれて、ますますしあわせな気持ちで生きてほしいと、いつだって願っています。

それでは、お言葉に甘えて、私たちも自分自身と向き合って、自分探しの第一歩を踏み出すことにしましょう。

無理なく自然に、互いに手を添えながらできる、やさしいワークなので安心」

という呼びかけで、1996年に始まった「おとなの癒しのつどい」。

その中心に『天心』が座してきました。

『天心』という呼び名は、ちょっと怪しい響き?

でもけっして怪しくはないのですよ。

世の中がすさんでいて生き難いので、みんなが自分を見失っていて苦しい生き方を強いられているので、本来の自分を取り戻していこうという営みの一つの考え方ややりとりを、「自助と互助」を目標に掲げ、そのためには「体験するに優しく、援助するのに易しく」をモットーに、提案しています。

2009年までのこの12年の間にかなり進化してきていると思います。

『天心』が生まれた背景には、育児相談をしていて、お子さんの気がかりで相談にこられるお母さん自身が、苦しい気持ちがじゃまをして、本来のお母さんらしく振る舞えず、子育てが思うようにできず、それでまた苦しくなっているのをどう支えていったらいいのか、というところから、お母さんたちが自分を取り戻す場を提供したいと始まったのです。

でも親と我が子という関係は、親にしろおとなにしろ、自分自身と自分の中の子ども(おさな心)という関係と同じことなんですね。

自分自身の中の子どもたち(気持ちたち)との付きあい方がうまくなると、とても楽になるのですね。

もちろん、支える私たち援助者も同じことで、よりよい援助ができるように、本来の自分を取り戻すことがとても大事で、そのために『天心』はとても力になってきました。

そこで「『天心』ってな~ぁに?」なんですが、

ぜひ体験してそれぞれの『天心』を見つけていただれればと思います。

言葉ではなかなか伝わらない、実感していただくことで伝わると思うからです。

それぞれの『天心』は体験記にも現されているので、体験記も読んでみてくださいね。

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